糖尿病と巻き爪:合併症を防ぐための特別なフットケア
フットケア指導士2026-05-193分で読めます
糖尿病患者さんにとって、巻き爪は「ただの悩み」ではありません
糖尿病の方は、神経障害により足の痛みを感じにくくなっていたり、血流障害により傷が治りにくくなっていたりします。 巻き爪の食い込みによってできた小さな傷から細菌が入ると、それが原因で「足潰瘍(さいよう)」や「足壊疽(えそ)」という、足を切断しなければならないような重篤な事態に発展するリスクがあります。
糖尿病の方の巻き爪ケア 5箇条
- 毎日、鏡を使って足の裏まで観察する: 痛みがなくても、赤みや腫れ、浸出液がないかチェックしましょう。
- 絶対に深爪をしない: スクエアカットを徹底し、指の肉より少し長めに保ってください。
- 自分で爪を穿じ穿じしない: 爪の間に詰まったゴミを尖ったもので取ろうとして傷を作るのが最も危険です。
- 保湿を徹底する: 乾燥で爪が巻くのを防ぐため、足専用の保湿クリームを塗りましょう(ただし指の間は避けます)。
- 違和感があれば即、病院へ: 「これくらいなら大丈夫」という自己判断は禁物です。
医療機関との連携
糖尿病の方は、自分で行うコットンパッキングなども最小限にとどめ、専門のクリニックで定期的なフットケアを受けることが推奨されます。 あなたの足を一生守るために、早めの受診を心がけましょう。